こんにちは!DADAです。
育休取得を検討されているパパさん
男性は育休でどのくらいの期間休むことができるのか
または
育休をとるとなった場合、自分はどのくらい休むべきなのか
という疑問をお持ちではないでしょうか?
サバオ(息子)が産まれて色々な経験をしてきました!
どのくらい育休をとるか迷っている方にとっては参考になるのではないかと思っています。
育休中の過ごし方を時系列で解説しました!
パパがやるべきこともまとめているので是非こちらも参考にしてください!
この記事では下記の内容について解説しています。
育休の期間について
ここでは
育休の期間について
育休を延長する条件
あまり知られていないパパが育休をとることで優遇される政策の
パパ休暇とパパ・ママ育休プラスに関して説明します。
原則育休は1年とれます
育児休業は男性・女性に関わらず原則として子供が1歳になるまでとれることになっています。
これは法律で定められている制度です。
男性の場合、産休は無く、育休だけを取得することになるので子供が産まれたその日から1歳になる前日までの1年間が育休の期間となります。
女性の場合、産休(産前休暇➡産後休暇)を経てから育休に入ります。
なので男性とは育休開始時期が少しずれます。
男性の場合、育休取得の申請は出産予定日で申請をします!
出産予定日より早く産まれた場合は、その日から育休に入ることが可能になります。
出産予定日から余裕をもって後任者に引継ぎを終わらせておいたり
重要な仕事を出産予定日近くには入れないことをオススメします!
僕は有休を使い出産予定日の1週間前から休みに入りました!
しかし産まれたのは予定日の5日後でした!
早めの休みをもらっておいたことで
夫婦共に余裕をもった状態で出産を迎えられたこと
なかなか行きづらくなる静かなレストランなどにこの休みを使って行けたこと
何より夫婦二人きりの最後の時間を満喫できたのがとてもよかったです!
出産前にやっておくべきことをまとめた記事です!
出産前に終わらせておくことで産後の育児がぐっと楽になりますよ!
延長が可能な条件
保育園に入れなかった場合にのみ育休を延長できます。
まず半年延長ができます!
延長の半年後まだ保育園に入れなかった場合、プラス半年で2年間の育休をとることができます。
例外的な措置として、1歳になる時点で保育所などに入所できない等、雇用の継続のために特に必要と認められる場合に限り、1歳6か月まで(再延長で2歳まで)育児休業を延長することができます。 厚生労働省のリーフレットより
この保育園の申し込みに関して解説します。
基本的に保育園申し込みが年末締め切りで、年が明けた2月初旬から中旬にかけて合否の通知が届きます。
もし保育園に入れた場合、4月から保育園が始まり、親は職場復帰をします。
保育園に落ちていた場合、育休を延長することができるという流れになります。
この保育園の申し込み申請書の効力は申請から1年間は有効です!
保育園に落ちた後の4月以降も引き続き申請をしている状態になります。
引っ越しなどで枠に空きが出たら入れる可能性があるということです。
なので急に枠が空いては入れた場合も、入園となったら職場復帰をしなければいけません。
育休を2年とりたいからといって露骨に保育園を落ちようとするのは危険です。
受け取られ方によっては延長を認めてもらえない可能性があります。
また、保育園に受かったのに入園を辞退した場合も同じく育休の延長は認められません。
例えば、育児休業の延長を目的として、保育所などへの入所の意思がないに
も関わらず入所を申し込み、その保育所などに入れなかったことを理由とし
て育児休業の延長を申し出ることは、育児・介護休業法に基づく育児休業の
制度趣旨に合致しているとは言えず、育児休業の延長の要件を満たさないこ
とになります。 厚生労働省のリーフレットより
パパ休暇|パパ・ママ育休プラスも便利!
パパが育休をとる場合にのみ使える特殊な制度があります!
家庭によっては効果的に使える制度なので確認していきましょう!
パパ休暇
パパ休暇とは、
生後8週間のうちに育休を取得かつ職場復帰をすると、
無条件でもう一度育休をとれる制度です。
原則育休は1人の子供につき一回までと決まっていますが、
この制度を使うとまた育休に戻れるというわけです。
なかなか半年とかは育休をとれないけど、
短い期間だったら育休をとりたいなって方におススメです。
8週間とは約2カ月なのでこの産後の期間、仕事を休んで奥さんを支えられることはかなり重要です。
さらに、8週間の内に職場復帰をし、その後また育休に戻ろうと思えば戻れるというのもいいですね!
生後何度か大変な時期が訪れますので、その時の為に育休に戻れるのはママにとっても心強いと思います。
育休に戻るといっても子供が1歳になる前日までしか戻る猶予が残されていないので注意が必要です。
パパ・ママ育休プラス
パパ・ママ育休プラスはざっくりいうと
パパとママが育休とるのずらせば子供が1歳2ヵ月になるまで育休とってもいいよ!
って制度です。
本来子供が1歳になる前日までしか育休をとることは認められていません。
ですが、この制度を利用すれば1歳2ヵ月になるまで育休をとることができるわけです。
1人あたりがとれる育休が1年というのは変わらず、この制度を使う事でパパママどちらかが1歳2ヵ月になるまでぶっ通しで育休をとれるわけではありません!
パパの育休にフォーカスしているのでパパ目線で解説していきます。
この制度を利用するのにあたり条件があります。
- ママは子供が1歳になるまでに育休をとっている事
- パパの育休の開始日が1歳の誕生日以前であること
- パパの育休開始日がママの育休開始日の初日より後であること
一つ一つ解説していきます!
【ママは子供が1歳になるまでに育休をとっている事】
これはシンプルですね!
ママが出産をし産休を経て育休に入っていたらこれはクリアされます。
逆にこの条件を満たさないのはママが産後休暇後(産後56日後)、即職場復帰をしている場合です。
【パパの育休の開始日が1歳の誕生日以前であること】
この制度を利用する場合パパは子供の1歳の誕生日までに育休に入る必要があります!
もし1歳の誕生日が育休スタートの日になった場合、1歳の誕生日から1歳2か月になる日までが育休期間となります。
ちなみにママは1歳になる前日までしか育休がとれないので、ママと入れ違いで育休に入るということになります。
【パパの育休開始日がママの育休開始日の初日より後であること】
このルールが少し厄介です。
ママは産休を経て育休に入ると上の方でさらっと触れました。
少し詳しくお話すると
ママは出産の為予定日の6週間前から産休に入ります。(双子などの場合14週前から)
その後出産をします。
出産の後、産後休暇というものが56日間与えられます。
この56日の産後休暇が終わったらそのまま育休に入るという流れになります。
なので”パパの育休開始日がママの育休開始日の初日より後であること”
は言い換えると
ママの産後休暇が56日で終わって産後57日目から育休だから、
パパの育休開始日は産後58日目以降にしてね!ってことなんです。
パパは出産日から育休をとることができるのに、
パパ・ママ育休プラスを使うという事は産後58日目以降でないと育休をとることができないという事になります。
ということは産後8週間以内に育休をとって職場復帰をしなければならないパパ休暇とは併用ができないという事になってきます。
個人的にはこの産後8週間がママにとってはとても大変な時期なので、パパ・ママ育休プラスを使うメリットは薄く感じますね!!
もちろん産後はしばらく休めないんだけどそのあと育休をとりたいって方にはオススメな制度となっています!
どのくらい育休をとるのがベストなの?
育休がどのくらいとれるかは上の章で紹介してきました!
ではどのくらい育休をとるのがベストなのでしょうか?
パパが休むべき期間は?
パパが育休をとるべき期間は家庭によって変わってきます。
って声が聞こえてきそうです。
実際に一番大切なのは、その家庭環境に応じた休みをとることです。
我が家は妻がフリーランスで育休が無い為、僕がなるべく長く休む必要がありました。
最初は2年も休むつもりはありませんでしたが、できるだけ長く休むのが我が家にとってのベストだという結論になりました。
育児の流れ的に最低限このくらいは休むといいのでは?
という期間があるので解説していきます。
最低でも休んで欲しいのは3ヵ月間です
三カ月は最低でも休んで欲しい理由は以下の三つです!
- 出産のダメージから回復するママのサポートをする必要がある(産後すぐ)
- 育児の一日のルーティーンできる(産後2ヵ月)
- 育児になれてくる(産後3ヵ月)
1つずつ解説していきます!
出産のダメージから回復するママのサポートをする必要がある
産後6~8週間は産褥期と呼ばれ、出産後の体のダメージを回復する大切な期間です。
その間パパはママと赤ちゃんのケアと家事をこなす必要があります。
育児の一日のルーティーンできる(産後2ヵ月)
育休生活にも慣れてきて、家族全員で過ごす日々の中にルーティーンができてきます。
子供をお風呂に○○時に入れて、
自分たちは○○時にご飯を食べて、
子供を○○時に寝かしつけて、
というのができてきます。
一日のリズムがわかるようになると復帰後も家族の生活に合わせやすくなります。
育児になれてくる
育児になれてくるのが産後3ヵ月頃です。
また夫婦共に育児スキルが同じくらいになっているので、職場復帰後も子育てをするのがスムーズです。
また3ヵ月以降も今までやってきたことの応用だったりするので、
仕事に復帰をしていても、対応しやすいと思います。
上記の理由により最低3ヵ月は育休をとることをオススメします。
ただ3ヵ月休んでしまうと、パパ休暇が使えなくなってしまうので注意が必要です。
ママと相談をし、自分たちにとってどのくらい休むのがベストなのか考えてみましょう!
育休中の生活を具体的に解説しました!
どのくらい育休をとるべきかの参考にもなると思います。
まとめ
育休は男性・女性に関わらず原則として子供が1歳になる前日までとることができます。
保育園に入れなかった場合、まずは1歳半になるまで、そのあとも入れないようだと2歳になる前日まで育休を延長することができます。
説明の為に文章にすると少し複雑に感じますが、保育園に入れなかったら延長できるんだなと思っておいてください。
育休を延長する為には、「保育園に申し込んで落ちた」という事実が必要です。
また、育休延長に際し、保育園に入れませんでしたという通知書類を提出しなければいけませんので、育休を延長したい場合は保育園の申し込みは必ずしましょう!
パパ休暇とパパ・ママ育休プラスというパパが育休をとる際には少し特別な制度も利用することができます!
奥さんと相談をしながら、どのような育休の取り方をするのがベストなのかを夫婦でしっかりと話し合うことが大切ですね!